朝起きると、恒例の朝風呂にゆっくりと浸かってから、
早速下社春宮(しもしゃはるみや)に向かいます。

昨晩、若女将に熱く勧められた?
”万次の石仏”も春宮の近くにあるようです。

春宮までは、石仏への参拝も入れて往復ぎりぎり1時間。
時の朝食までにぎりぎり戻れるでしょう。


朝の清々しい下諏訪の町並みを歩くこと15分ほどで
春宮の鳥居が見えてきました。

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鳥居でお辞儀をして境内に入ると、真っ先に目を引くのが、大きなしめ縄のか
かる神楽殿(かぐらでん)です。

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これを回り込むように奥に進むと、立派な幣拝殿(へいはいでん)がありました。

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朝の清々しい風と木々の間から漏れてくる木漏れ日の中、
暫し心地よい雰囲気に癒されます。

参拝を済ませた後、さわやかな風が吹き抜ける
きれいな水の流れる川の中州を通り、
”万次の石仏”に向かいます。

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美しい清流沿いの道を抜けると看板があり、
から離れた広場のような場所に、石仏が見えています。
一通り看板に書いてある参拝方法を読み石仏へと歩きます。

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石仏の前には人影はなく、一人石仏と対峙します。
粗削りな石仏は、その独特のいでたちで僕を見下ろしています。

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まずは一礼し、

「よろずおさまりますように」と心で念じてから、
願い事を唱えながら石仏の周りを時計回りに3回廻ります。

「よろずおさめました」といって一礼し我に返ると、
何とも言えない清々しい気持ちになります。

そしてしばらく、じっと、その、もの言いたげな
石仏の顔を見ていました。

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雀の騒ぐ声がして、きれいな花の咲く木と不思議な魅力のある石仏に
後ろ髪を引かれる思いでその場を後にします。

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iPhoneで時間を確認すると、朝食まであまり時間がありません。

旧中山道の宿場町の名残のある街道を、
汗をにじませながら、そそくさと通り抜けていきます。

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10分ほど遅れて宿に着くと、
配膳のおかみさんが待ち受けていました。

「お待ちしてました。朝食ご用意できてますよ。」

「すいません、春宮に行っていて、大丈夫でしょうか?」

「あぁ、春宮まで。朝からお散歩していらしたんですね。
お疲れ様です。さあさあ」

笑顔でおかみさんに案内されると、テーブルの上に、
おいしそうな朝食がきれいに並べられていました。

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お部屋にいらっしゃらなかったから、心配してたんですよ。」

「あぁ、すいません。出かけるときフロントに人がいなかったので、、」

と、言いかけましたが、
まあ、待っていてくれたのだし。
そこは「すいませんでした。」とだけ伝えて朝食です。

朝食を負えて暫しくつろぎの時間を過ごすと、最後の参拝場所と
”なるはずだった。”
社秋宮(しもしゃあきみや)に参拝です。

えっ、なぜ ”なるはずだった。”のか?

実は、春宮に行ったのが早朝だったため、
社務所が開いていなかったのです。

再度、春宮まで御朱印を貰いに行く事となりました。

そう、4社コンプリートして、
諏訪大社から素敵な記念品?を頂戴するため。

後々これが、
大変な事態を引き起こすことになるのですが、、





さて、4社コンプリート達成できるのか?
大変な事態って、、
怪しげすぎる予告に、ワンクリック。

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